頭のいい人、周りにいませんか?
私の経験上、頭のいい人と一緒に仕事をすると、イラッとすることが多いです。
でも、助けてもらうこともあるので、そこはうまく付き合うようにしています。
あなたの周りにいる、ちょっとイラつく人。もしかしたら「頭のいい人」かもしれません。
なぜイラッとしてしまうのか?
私が導き出したポイントと理由を紹介します。「頭のいい人」と付き合う際の参考になればと思います。
頭のいい人とは?
ここで言うところの「頭のいい人」とは、次のような要素を兼ね備えた人です。
- 頭の回転が早い
問題の本質をすぐに理解し、それに対する解決策を導き出すのが早いです。 - 知識が豊富
様々な事を知っていて、仕事や日々の生活に役立てることができます。 - 想像力がある
場の空気を読んだり相手の気持ちを察したり、先々の状況の変化を正確に予測することができます。
こんなところでしょうか。
だいたいこういう人は高学歴で、周りの人からも嫌われてはいません。
なぜなら嫌われない方法を知っているから、人付き合いも上手いんです。
ただし好かれているかどうかはわかりません。
少なくとも私の周りにいる「頭のいい人」で、好かれている人はいませんねw
まぁ人のこと言えませんけど。
問題は、この3つ全てが揃っている人など滅多におらず、どれかが欠けている場合が多いということです。
そして、頭がいいので残りの2つは優れてたりします。
イライラする原因はそこにあることが多いんです。
頭の回転が早い人にイラッ
何が問題で原因が何でどうすれば問題が解決するか?
それが瞬時にわかるような人。
こういう人の頭の中は常にフル回転し、「こうすればこうなる」「これにはこれが最適」「それ知ってるこれでしょ」と、目の前の問いに対して適切な回答を迅速に導き出します。
しかし世の中、「こうすればこうなる」で済むことばかりではありません。
そこには様々な人の、様々な事情や感情が入り込むものです。
頭が良くて理論を組み立てることが得意過ぎるが故に、人の事情や感情を無視した発言をしてしまう。
例えば
「え?やせたいの?走れば?」
「え?お金無いの?ローン組めば?」
「え?会社行きたくないの?休めば?」
イラッ(-.-;)
「3 想像力がある」の能力が普通の人並みかそれ以下で、理屈が先に口から出てしまうんですね。
こういうとき、言われた側はイラッとします。
「できたらやってるよ!」と。
でもそこは悪気があって言ったわけではなく、
頭の回転が早過ぎるが故に、ブレーキが利かず停止線を越えてしまったのだ
ということで、許してあげることにしています。
知識が豊富な人にイラッ
頭のいい人は、豊富な知識をひけらかすようなことはしません。
その代わり、聞けば何でも答えてくれます。答え過ぎるくらいに。
何でも知っているので、話していて面白くない時があります。
例えば会社の昼休みにランチしている時、こっちが会話を盛り上げようと気を利かせて
「あ、そう言えば知ってます?昨日ソニーが新しいスマホを発表して・・・」
「ああ知ってる、カメラが1200万画素で液晶はIGZO使ってるから省電力でお財布機能搭載で価格が◯◯円だよね。◯月◯日発売だったかな。SIMフリーモデルもあってWebで予約受付中みたいだよ」
イラッ(-.-;)
全部言うんじゃねえよ。
これも「3 想像力がある」の能力の欠如が原因である可能性が高いです。
相手の気持ちを察する前に、知識が先に口から出てしまうんですね。
こちらが用意したとっておきのトリビアを話そうとした時なんかでも、先にオチを言われてしまったりします。
きっと頭のいい人は、溢れ出る知識を抑えることができないんだと思います。
これだって、何も悪気があって言うわけじゃありません。
頭の回転が早過ぎて知識も豊富過ぎるが故に、ブレーキが利かず停止線を越えてしまったのだ
ということで、許してあげることにしています。
想像力のあり過ぎる人にイラッ
相手の気持ちを察する能力はあるはずなんですけど、頭のいい人は別の方面で想像力が働きすぎてしまうときがあります。
例えば
「飲酒運転が無くなるように、車に息センサーを付けて、アルコールが検出されたらエンジンがかからない、みたいな機能作ればいいと思いません?」
なんていう提案に
「そんなの、その辺歩いている人にお願いして息吹きかけてもらえばいいじゃん」
イラッ
「じゃあじゃあ、唾液でDNAとアルコール成分を検出する装置を付けて飲酒運転撲滅とか」
「そんなの、酒飲む前の唾液をとっといてそれ使えばいいじゃん」
イラッ(-.-;)
お前と話してるとつまらん。
「3 想像力がある」の能力が偏ってます。
例え相手の気持ちを察する方の想像力が人並みにあっても、頭のいい人はその有り余る想像力で、目の前の提案に対する指摘があふれ出てきてしまうんですね。
会話をするのが嫌になります。
でも、仕事で難問を抱えているときなどは、こういう人はとても頼りになります。
普段の会話でこのようにイラッとすることを言われたとしても、そこは悪気があって言ったわけではありません。
頭の回転が早過ぎて想像力があり過ぎるが故に、ブレーキが利かず停止線を越えてしまったのだ
ということで、許してあげることにしています。
まとめ
結局はですね、頭のいい人というのは間違いなく世の中の役に立つんです。
で、周りの人は、そういう人を許してあげつつ利用すればいいんです。
ぶつかっていたらキリがない。
なのでいちいちイラッとはしますけど、そこは「頭いいからしょうがない」と許してあげましょう。
あなたが許してあげるおかげで、頭のいい人も平和にやっていけるわけですから。
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