もともと家にあった自転車を、私が盗まれたんですね。
家に1台しかなかった自転車を。
そしたら、奥さんがパナソニックの電動アシスト自転車を買ってきました。
とても乗り心地がよく、細かいところまでこだわりが行き届いているので、ご紹介します。
買った自転車
- 商品名:パナソニック ビビ・DX
- 品番:BE-ELD632
- タイヤサイズ:26型
- ギア:3段
- 外寸:全長1875×全幅580×サドル高740~895mm
- 重量:27.7kg
- 適応身長:141cm以上
- バッテリー:新リチウムイオンバッテリー
- バッテリー容量:12.0Ah
- 充電時間:約4.5時間
- 走行距離:約44km(パワーモード)
- 専用充電器付
2016年のモデルですね。型落ち。
今売っている2017年モデルはバッテリー容量が4Ahアップして16.0Ahになってます。
その他も細かいところでアップデートしてるかもしれません。
そして全体的にガッシリしてます。さすがPanasonic。ビビDXシリーズはパナソニックの電動自転車では主力製品なので、妥協の無い作りになっていると思います。
運転モードと変速ギア
「運転モード」というのがあります。あと、ギア付き。
運転モード
左のハンドルに「手元スイッチ」があります。
ここで運転モードを「パワー」「オートマチック」「ロング」の3種類から選ぶことができます。
写真に「▲アシスト▼」というボタンがありますよね。ここでモードを切り替えます。運転中でも切り替え可能。
「パワー」は文字通り、坂道を上るときに威力を発揮します。
「ロング」はほとんど平らな道を、長時間節電しながら走行するのに向いています。
ちなみに「切替」ボタンを押すと、液晶の表示が「電池残量:〇%」「走行可能時間:〇分」「走行可能距離:〇km」と切り替わります。
まぁほとんど使いませんねこれは。
私はずっと電池残量の表示にしてます。
変速ギア
右のハンドルに「シフトグリップ」があり、変速ギアを切り替えることができます。
ギアは3段階。
どんなにキツイ坂でも、電動アシストを「パワー」にしてギアを「1」にすればだいたい上れます。
普段は常に「3」で走っています。
ちなみに取扱説明書では、平らなところは「2」が推奨されてます。
行き届いた安全対策
さすがは日本を代表する家電メーカー。
細かいところまで気が利いています。
日本のメーカーならどこも同じような対策をしてるかもしれませんが、グレードによっても違うと思います。
比較する際の参考にしていただければと思います。
チェーンカバー
ズボンの裾(すそ)がチェーンにはさまれないように、チェーン全体をちゃんとカバーで覆ってあります。
安い自転車買うとチェーンがむき出しだったりするんですよね。
買ってしばらく乗らないと気づかないポイント。
後輪のカバー
これは後ろに子供を乗せたとき、車輪に足を巻き込まないようにするためのものですね。
専用のチャイルドシートならチャイルドシート側にちゃんとカバーがありますけど、色んなタイプが売ってますからね。万全を期しています。
足以外にも、何かのヒモとか指とか服の一部とか、何がはさまるかわかりません。このカバーは愛情すら感じます。
丈夫なスタンドとロック機能
スタンドはかなりガッチリしています。
荷物や子供を乗せてるときに倒れたら大変ですから、ちゃんとしてるのはありがたいです。
ハンドルのロック
自転車をスタンドで立てているときは、ハンドルが仮ロックされます。
力を入れないとハンドルは曲がりません。
ですので、ハンドルが曲がる→自転車が倒れる、ということが起こらないような仕組みになっているわけです。
明るいライト
ライトは4つのLEDですっごい明るいです。
運転手からはライトが見えない
これはすごく気が利いてるんですけど、これだけ明るいライトなのに、運転する人からはライトが見えないようになっているんです。
ライトの明かりがカゴに隠れて見えないようになってます。
夜って暗闇に目が慣れてるから、瞳孔が開いてますよね。
でもライトの明かりが見えると瞳孔が閉じてしまい、暗闇での走行が危険なんです。
だからこれって、ささいなことのようでとても重要なことなんです。
暗くなると自動で点灯する
そしてライトは、暗くなると自動で点灯します!
ここがセンサーになっていて、明るさを感知するってわけですね。
ロック
付属の鍵は、1つで自転車本体とバッテリの、2つのロックをかけることができます。
自転車本体のロック
バッテリのロック。鍵を開けないとバッテリは外せません。
鍵はピッキングのできないディンプルキー。さすがこういう細かいところもしっかりしてます。
ワイヤーのロックも用意しておきましょう。
大きなカゴ
横390mm×縦350mm×高さ240mm
デカいです。
お買い物や通学時に便利な大容量。
キズやヘコミに強い樹脂製です。
専用充電器
これが専用充電器。
こんな風に充電します。携帯電話と同じ。まぁどれも同じか。
バッテリに状態表示LEDがあります。満充電になると、5つ点灯した後にすべて消灯します。
カタログでは満充電に約4.5時間かかると書いてあります。実際そのくらいです。
乗ってみた感想
で、実際乗ってみてどうか。
まぁ結果的にはおススメなんですけど。私の感想。
思ってたより重い
電動アシスト自転車に幻想を抱いてました。
坂道はもっとブイーーーーンって行くのかと思ってましたけど、そうではないんですね。
まぁ自転車自体が28kgくらいあるし。
でも、上り坂はスピードよりも楽に上れるかどうかが重要。
私の家の周りは坂が多いのですが、これにしてからはラクチンラクチン♪
パワーが一定ではない
バッテリが50%を切ると少し重くなり、20%を切るとさらに重くなります。
これはバッテリの特性上しょうがないのかな、と思います。
だって、パナソニックがそうなら他もそうでしょ。
パナソニック製だぜ
って、気分。日本人ならわかりますよね。
日本メーカーであればヤマハでもブリジストンでもいいんですけど、やはり電動アシスト自転車は電気製品。
「あら奥様中国製?アタクシ、パナでございますの。オホホホホホ」
となること請け合い。
あと、家電トップのパナソニック製であることが、いい意味であきらめもついて、不満が無くなります。
バッテリ残量が少なくなってパワーが弱くなっても、
「パナソニックがそうなら他もそうでしょ」
坂道を上るときに思ってたよりもスピードが出なくても
「パナソニックがそうなら他もそうでしょ」
って、思えるんです。
やっぱりそこは信頼ですね。
最後に
私が買ったパナソニックのビビDXはパナソニックの主力電動自転車だけあって、細かいところにまでこだわり抜いている感じでした。
電動自転車をご検討されている方の参考になれば幸いです。
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