【もう最高】LUMIXの【GX7MK3】とLEICAのSUMMILUX 25mm単焦点レンズ

調べたりした

※GX7MK3は2021年4月に残念ながら生産終了となりました。

一眼レフカメラが欲しくなり、PanasonicのLUMIX 「GX7MK3」というミラーレス一眼レフカメラを買いました。レンズセットではなく、ボディとレンズは別。

レンズはライカの25mmレンズにしました。「SUMMILUX H-XA025」という単焦点レンズです。単焦点レンズというのはズーム機能の無いレンズです。

とても気に入っているので、カメラの購入を考えている方の参考になればと思い、紹介させていただきたいと思います。




なぜLUMIX GX7MK3にしたのか?

理由はいくつかあります。さんざん悩んだのですが、以下の5+1つが主な理由です。

理由1:10万円前後でコンパクトなカメラが欲しい

デカい一眼レフはあまり好きではないので、持ち運びに便利な大きさを探しました。

なおかつオシャレでそんなに高くなく、安っぽくないカメラ。

そうするとおのずと選択肢が絞られていき、ミラーレス一眼の中から選ぶことに。

そしてWebで検索しまくったり、カメラのキタムラや家電量販店で実機を確認したりしました。

 

理由2:白黒写真で独特の表現が可能

実は20年程前に、フィルムカメラをかじっていた時期がありました。

父親にもらった「ニコンFE」という一眼レフカメラで白黒写真を撮っていたんです。

Nikon FE レンズはNikkor 50mm f1.4。超伝統的なレンズです。

あとはPentax 67という中判カメラも使っていました。これはデカくて大変でしたねぇ。

当時は白黒フィルムで撮影したフィルムを家で自分で現像し、印画紙への焼き付けも自分でやっていたものです。

その経験から、白黒写真もたくさん撮りたいと思い、LUMIXにしました。

GX7MK3には「L.モノクローム」「L.モノクロームD」といったモノクロモードがあり、粒状のノイズがランダムで乗るということで、より味のある写真が撮れると思いました。

ただの白黒モードではなく、より高品質な白黒写真が撮れるように力を入れているカメラなわけです。

これは白黒写真をやっていた私にとって、ポイントが高かったです。

 

理由3:APS-Cかフォーサーズで2,000万画素以上

「APS-C」や「フォーサーズ」というのは「撮像素子」のタイプのことです。「イメージセンサー」等とも言います。

要はデジカメ内でフィルムの役割をするセンサーのことで、これは大きさによっていくつか種類があるんです。

「撮像素子」でググると出てきます。

撮像素子の大きさが35mmフィルムと同じ大きさのものを「フルサイズ」といいます。

フルサイズのカメラの方が画質は良いのですが、デカいし高いです。

ちゃんとしたのを選ぼうと思うと何十万円もします。レンズもデカいし高いです。

撮像素子が小さい方が、カメラやレンズの大きさも小さくなりますし、オシャレなデザインのものがあります。

価格的にフルサイズ機の下位機を使うくらいなら、APS-Cかフォーサーズの機種にして、カメラの機能やデザイン、レンズ等にこだわった方がよいと思いました。

正直、撮像素子が違っても人間の目で区別がつくほどの差では無いと思ってますし。

例えば、

  • LUMIXのGX7MK3、オリンパスのOM-D E-M10 Mark3
    →マイクロフォーサーズ
  • ソニーのα6100
    →APS-C

です。

マイクロフォーサーズというのはフォーサーズの拡張規格で、撮像素子はフォーサーズです。

 

また、撮影できる画像の解像度は2,000万画素以上を基準としました。

マイクロフォーサーズ機では1,600万画素程度の機種もあるのですが、いざプリントしたくなった時に、よりキレイな方がいいですからね。

 

理由4:コンセプトがアート

購入する際に比較した主なカメラは、ソニーのα6100、オリンパスのOM-D E-M10 Mark3でした。

しかし、このサイズのカメラはどうもパパママ向けが多いんです。まぁユーザーが多いんでしょうけど。

GX7MK3はカタログの見せ方も「写真をやりたい人向け」のコンセプトだったので、そこも大きなポイントとなりました。

  • LUMIX GX7MK3のカタログ。カタログが白黒推し!!

 

  • オリンパスOM-D E-M10 Mark3のカタログ。パパママ向けってハッキリ言ってます。

 

  • ソニー α6100のカタログ。EOSもそうなんですけど、メインターゲットがママさんなんですかね。

 

理由5:ライカレンズを使いたい

ライカレンズの醸し出す独特の空気感がなんとも言えず好き、になりました。いろいろ調べてるうちに。

それに「LEICAだぜぇ」ってドヤりたい。。。

でもライカのカメラは高いです。平気で100万円くらいします。でもレンズだけなら10万円以下でも買えます。

パナソニックからLEICAブランドのレンズが出ているので、それが欲しくなりました。

もちろんLUMIXじゃなくてもライカレンズは使えるのですが、純正の方がよいと思い、LUMIXの優先度が上になりました。

 

番外:YouTuberに洗脳された

洗脳と言うと感じ悪いですが、GX7MK3のカタログも担当された写真家の方のYoutubeを見て洗脳されました(笑

とてもわかりやすいし説得力もあったので、大変参考になりましたよ。

動画:【カメラ編】LUMIXを10年以上愛用する写真家が語る!LUMIXのカメラとレンズを勝手にランキング!LUMIXの使いこなしと魅力をたっぷりご紹介します!

 

以上が、私がカメラをLUMIX GX7MK3に決めた主な理由です。

カメラに対する価値観や優先順位は人それぞれですが、気軽にキレイな写真が撮れて、なおかつ見た目がオシャレで所有欲を満たすカメラとして、とても満足しています。

 

GX7MK3ボディ

ここからは実機等の紹介です。

ブラックとシルバーがラインナップされているのですが、私はシルバーを買いました。

シルバーの方が好きなので。

標準レンズセットやライカ15mmレンズのセットも売られているのですが、私は25mmの単焦点レンズが欲しかったのでボディ単体を購入。


レンズ:LEICA DG SUMMILUX 25mm

レンズはライカの25mm単焦点レンズ。

正しい品名は「LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPH. H-XA025」です。

マイクロフォーサーズで25mmというのは、35mmのカメラでいうところの50mm。

標準的なサイズです。F値は1.4なので、相当明るいです。

なぜこのレンズにしたのか?

  • 撮りたいものが、人やモノが中心で、風景を撮る機会はそれほど無いと思った。
  • 人やモノが中心なら、広角やズームはそこまで必要ではないと思った。
    • 15mmの広角レンズは、人を撮るときにかなり近づかないとならない。
    • ズームレンズはF値が下がる。F値の高いズームレンズは高い。
  • もともと使っていたフィルムカメラが50mm&F1.4だったので、使い慣れたスペックの方がよいと思った。
  • 単焦点レンズはズームが無い分、撮影時に考える要素が一つ少なくて済む。

このくらいでしょうか。前向きというか後ろ向きというか。

レンズ選びは、自分が何を撮りたいかによって変わってくるものですよね。

旧モデル(1型)と新モデル(2型)がある

私が選んだこのLEICAの25mmレンズ、実は2019年10月に発売が開始された新型の「2型」なんです。

  • 2011年7月発売の1型
    LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH. H-X025
  • 2019年10月発売の2型
    H-XA025 パナソニック LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPH.

1型は新品で約4万円。でもほとんど新品はなく、中古美品が数多く出回っています。

2型は約52,000円。1型と比べ、レンズの素材が変わったのと、AFの速さが早くなっているそうです。

1型でもいいかなぁと迷ったのですが、思い切って2型にしました。

「せっかく買うんだし」という禁句を唱えながら・・・

 

25mmはLUMIXブランドとLEICAブランドがある

LUMIXブランドの25mmレンズは、LEICAブランドの半分以下の価格で購入できます。

「H-H025-S パナソニック LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.」という名称で、新品でも22,000円くらいです。見た目はほぼ同じですが、F値は異なります(LUMIXブランドはF1.7。LEICAはF1.4)

 

やっぱりLEICA

LEICAとLUMIX。2つのレンズを実際に比較したわけではありませんが、やはりLEICAレンズで撮った写真の空気感はたまらなくイイ感じ。

価格は倍以上でも、その価値は充分すぎるほどにあると、日々実感しています。

H-XA025です。

正面に「LEICA」って書いてあります。

装着するとこんな感じ。「LEICA」ロゴが上に来ます。

フードが付属しています。
フードは横からの光を遮ったり、レンズを保護したりするのに役立つので、私は撮影時にはいつもつけっぱなしです。

フィルターはケンコー

レンズを保護するために、一般的にレンズにはフィルターを付けて使います。

私が付けたのはケンコーのPRO1Dというフィルター。

いろいろ調べたらこれがド定番らしいので、これにしておきました。

2,000円くらいで買えます。サイズは46mmです。

LEICAレンズにはめるとこう見えます。

横から見た図

 

SDカードはパナ純正の32GB

忘れちゃならないのがSDカードです。いろいろお金かかりますね。

購入したのはPanasonicの32GBのSDHCカード。

パナソニック 「RP-SDUC32GJK」 SDHCメモリーカード 32GBです。楽天で6,500円くらいでした。

ポイントは容量と記録スピード

何枚撮れるか?

何GBで何枚撮れるかは、Webで公開されている取扱説明書を参考にしました。

32GBもあれば、Lサイズで2910枚、JpgとRAWを同時に撮影しても、900枚撮れます。

動画はスマホで撮るけど、16GBだと不安だし64GBだと多いし高いので、32GBにしました。

記録スピード

気をつけたいのが記録スピードです。

SDカードにはデータを記録する速さがいろいろあります。

記録スピードの遅いSDカードだと、写真を撮る度に書き込みに時間がかかることになります。

私が選んだのはスピードクラス10、UHS Speed Class3のSDHCカード。

まぁとにかく純正で速いし、ネットでの評判もよかったのでこれにしました。

使いやすい

ファインダーが動く

GX7MK3は、ファインダーの確度を変えることができます。

これがあることで、撮影シーンの幅が広がります。

特に、真上を撮りたい時に大活躍。

身体をのけ反らなくても空の写真が撮れます。

例えばこういう写真。構図や露出を調整する間も首が疲れません。これ凄く便利。

旧型のGX7MK2にはこれがありません。GX7MK3を選んで良かったです。

 

ファインダーは絶対必要

フィルムカメラの頃は、撮影する時に片目でファインダーを覗いてました。

でもデジカメやスマホでは、液晶画面を見ながら撮ることが多いと思います。

私もいろいろ検討している時、ファインダーはそんなに必要ではないと思ってました。

そしたら大間違い。ファインダーは絶対必要です。

  • 色合いを確認できる
  • ピントがどこに合ってるか確認できる
  • 世界観を確認できる

特にこの3点が重要。モニターでは世界観を確認できません。

また、屋外の明るい場所では、液晶画面が見えづらいんです。

写真というのは露出やシャッター速度によって、ピント位置や色合いが変わってきます。

ファインダーで細かい部分まで確認して初めて、自分のイメージに合った写真を残すことができます。

 

液晶画面が動く

これは多くのデジカメに搭載されている機能ですが、様々なアングルの撮影に対応するので使いやすいです。

低いアングルで撮影したい時

高い位置にある被写体を撮りたい時

 

残念ながら生産終了

冒頭でお伝えしましたが、「GX7MK3」は2021年4月に残念ながら生産終了となってしまいました

楽天やAmazon、カメラのキタムラなどで中古が出回っていますので、もし興味があれば探してみてください。

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