年上の人に「さすがですね」と言い過ぎないほうがいいという話

エッセイ

さすがですね?

おい、今のどが「さすが」なんだ、言ってみろ。

って言ってやりたい。20代の遠藤くんに。




 

軽々しく「さすがですね」と言うな

遠藤くんは私がちょっとしたエクセルの数式を使ったり、ちょっとしたトレンド情報を口にしたり、ちょっとした、それこそ固いビンのフタを開けたりした時に、いちいち「さすがですね」と言うんです。

いや、褒めてくれてるんでしょうよ、きっと。

でもなんか、安いんだよね、褒め方が。

「さすが」でも何でもないことで「さすがですね」と言われると、それはつまり、

「さすが年寄りですね。長く生きているだけのことはありますね」

としか聞こえないんだよね。

だって、同い年の人がちょっとしたエクセルの数式知ってたからって、

「おいお前、さすがだな」

なんて言わないでしょ。

周りに年下が増えてから、よく言われるようになった

数年前に会社で部署が異動になり、周りが年下ばかりになった時、「さすがですね」と言われる回数が急に増えました。

若者は年上の人に対して無意識に「さすがですね」と言いがちです。

もちろん尊敬の意味も込めているんだと思います。

でも連発されると、

「とりあえず、さすがですねって言っとけ」感

が出るんですよ。感じるんですよオヤジは。

だからね、年上の人に対して「さすが」でも何でも無い時に、安易に「さすがですね」と言うのは止めた方がいいと思いますよ。




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