F1 2025年シーズン 第18戦シンガポールGP まとめ

F1の世界

いよいよシンガポールGP。秋ですね。
調子を上げてきている角田裕毅に注目です。前回アゼルバイジャンからのいい流れをキープして欲しい。
そしてフェルスタッペンはマクラーレンを食えるのか?

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トピック

直近の話題

DAZNが現地取材

今回はDAZNのメンバーが海外初の現地取材です。
ネットの無い時代は現地取材が当たり前だったんですけどね。でもしょっちゅう現地取材なんてしてたら他の仕事できませんね。

実況解説シーン
いつも迫力の配信ありがとうございます!!

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ロスコーよ永遠に

ハミルトンの愛犬ロスコーが亡くなってしまいまいした。12歳だったそうです。
周囲のスタッフがどう思っていたかはわかりませんが、観ている方からすれば、パドックを和ませる役割を大いに果たしていたんだと思います。
何目線で言えばいいのかわかりませんが、ハミルトンも気を落とさず、ロスコーと過ごした時間を大切な思い出にしてもらいたいものです。要するに、気を落とさず、もっと活躍して欲しいです。

最後のピース

現在のF1カレンダーの中で、フェルスタッペンはここシンガポールだけはポールも取ってなけりゃ優勝もしていません。逆に言えば他のサーキットではすべて優勝しているということ。えらい話やでほんま。

レースの合間にGT3で優勝

同じくフェルスタッペン。アゼルバイジャンGPとシンガポールGPの間の9月26日に開催された、NLSニュルブルクリンク耐久シリーズ第9戦「第57回ADACバルバロッサプライズ」という4時間耐久レースに参戦し、見事優勝。
クリス・ルルハムというドライバーとタッグを組んで、フェラーリ296 GT3をドライブしました。
スタート直後にトップに躍り出てそのままぶっち切ってました。

ちなみに2位のフォードをドライブしていたヤン・マーデンボローは、プレステのグランツーリスモのプレイヤーからほんとのドライバーになった人。映画「グランツーリスモ」のモデルになった人です。

※Xのリンク先はF1公式の記事。ブラウザの翻訳機能使うと日本語で読めます。

以上、直近のトピックでした。

マシンアップデート

今回のアップデートはレッドブルとメルセデスのみ。
そしてレッドブルはフロントウィングのアップデートはフェルスタッペンのみ。角田車は旧仕様のまま。
予算制限がある中、チームとしてはベストを尽くしていると思ってメキースさんを信じましょう。

  • レッドブル:エンジンカバー、フロントウィング(VERのみ)

情報引用元:Formula 1®

  • メルセデス:フロントウィング
  • フェラーリアップデート無し
  • VCARBアップデート無し
  • マクラーレンアップデート無し
  • アストンマーチンアップデート無
  • アルピーヌアップデート無し
  • ハースアップデート無し
  • ウィリアムズアップデート無し
  • キックザウバーアップデート無し

FP

FP1

ALBのブレーキから火と煙。ALB煙たそうでした。
しかしウイリアムズのマシンかっこいいですね!

FP1は順調に各社壁ギリッギリを攻めてました。TSUもなかなかいい滑り出し。好調をキープしているようには見えます。

FP1の結果は以下の通り。なんとALO先生がトップ。ALB先生は結局走れませんでした。TSUはP9。

FP2

残り42分 ターン16でRUSがクラッシュ。フロントウィングが無い。新しいウィングなのに!!
原因は不明。まぁRUSが避けられないくらいだから何か異常なんだと思いますけど。
赤旗中断
すぐイエローに切り替わる。

残り約30分 グリーンフラッグ
残り約26分 すぐにLAWが壁にヒット
赤旗中断

解説
解説

これですよ、ストリートでやっちゃいけないのは

まぁどこでもやっちゃいけないんでしょうが、これやるとダサイってことですね。
しかしレースと同じ時間帯の貴重なFP2が中断しまくり。

中断中にNORがピットで壁にぶち当たる。アンダーステアか?
と思ったら原因はLEC。フェラーリのチームミス。LEC本人は悪くない。
フェラーリはこれで罰金€10,000となりました。

残り13分セッション再開

HADがセクター3全体ベストでP2タイム。適応力が凄い…

P2の結果は以下の通り。TSUは最後にタイムを上げてP11。そしてHADがP2でVERの上。
HADの評価を見ていると、TSUの成績関係なく来年はHADがRBRに降格しそうです。

FP3

開始約16分 またしてもLAWがクラッシュ!縁石に乗り上げてコントロールを失った。
赤旗中断

2日連続で壁にヒットは、ちょっとF1ドライバーとしてはありえないですね。それでもレースでポイント獲ればいいんでしょうけど。

残り35分セッション再開

残り10分
VER、RUS、NOR、ANT、SAI、HAM、PIA、HUL、LEC、HADがトップ10。

TSUはアウトラップからタイム計測へ
→VERから1.2秒落ちのP16
タイム伸びない。ちょっと乗れてない感じ。

再度中古ソフトでタイム計測に入るTSU
FPとはいえベスト10以内のタイムを出しておきたい
→タイム更新できず

タイム計測中のHAMをTSUが妨害。
無線で何やら確認しながら走ってたんでしょうか。
特にお咎め無し。

FP3の結果は以下の通り。VERトップ、PIAがほぼ同タイムでP2。P3,P4がメルセデス。
VERとメルセデスはアップデートしてますからね。逆にアップデートしなくてもこの位置にいるマクラーレンがすごいと思います。
SAIがP6、HADがP7。この2人はフェラーリの上です。
TSUはP18。大丈夫でしょうか。

予選

運命の予選。予選は毎回運命の予選。

Q1

TSUのファーストアタックはP11。対してHADはトップから0.25秒落ちのP3。角田君調子出ません。なんかFPから車が変わってしまった感じ。

BEAがP2タイム。OCOより0.8秒速い。
セカンドアタックでHADが一時トップタイム。
NORがすべてのセクターで全体ベストを出しトップ。
と思ったらANTがセクター1,2更新したけどP2。
HAMが塗り替えてP1
残り1分、TSU最後のアタック。
セクター1自己ベスト
セクター2自己ベスト、しかし走行中にイエロー、GASがオーバーラン
やめてーー!!!
セクター3自己ベストでP10!
イエローフラッグ提示時にリフトオフ(アクセルを戻す)してたのでお咎め無し!
よくタイム出せたなぁ

Q1落ちはBOR、STR、COL、OCO、GAS
TSUはP10通過
ザウバーはHULが通過、HAASはBEAが通過、アストンマーチンはALOが通過、アルピーヌは両方Q1落ち。
HAMが好調!

Q2

TAUの1回目のアタックはVERから0.6秒落ちの暫定P6、各車アタック終えた時点ではP12まで落ちる。P2タイムのANTはトラリミでタイム抹消。
0.6落ちだとQ2落ち、0.4落ちまで上げないとQ3行けない。

壁にじゃぁっかんヒットしたLECはここでフロントウィング交換。

BEAが好タイムで暫定P8

TUS2回目のアタック。セクター2でタイム伸ばせずP13のまま。トップより1秒以上遅い。
Q2落ち確定。そろそろマジでヤバイ。

Q2の結果は以下の通り。脱落はHUL、ALB、SAI、LAW、TSU。
ウィリアムズは両方脱落。ここのサーキットは相性良くないですね。
トップスリーは今回アップデート入れてる車。そりゃ速いわ。
2回クラッシュしたLAWはP14で脱落。TSUはそのLAWの下。
この2人はいよいよヤバイ。

Q3

1回目のアタックはRUS、VER、PIA、ANT、NOR、HAM、LEC、HAD、BEA、ALOの順。

ラストアタック、RUSめちゃめちゃ速い。タイム更新してトップ。

HADは最終ラップでミスしタイム伸ばせず。いいタイムだしたらRBR昇格しちゃうからだったりしてw

結局RUS以外は誰もタイム伸ばせずすべて1回目のアタックの順位のまま。
珍しいですね。

ということでラッセルがポール!

予選の結果は以下の通り。またしてもフロントロウはこの二人。
HADは4列目スタート、TSUはP15。入賞狙えないこともない位置です。
最近OCOが調子悪いのが気になります。

F1Visualizedさんによる予選の可視化。RUSが抜けてます。
実はBEAがここにいるのが凄いと思います。

ウィリアムズ2台が予選失格

予選後のチェックでウイリアムズの2台が予選失格となりました。
DRSオープン時の幅が規定よりも数ミリ広かったため。

タイヤ

今回のタイヤはC3、C4、C5。ピレリの推奨は1ストップがメイン。ミディアム→ハード、ハード→ミディアム、またはソフト→ハード。上位陣はミディアムスタートですね。

スタート時のタイヤ

レコノサンスではインターを履いている車もありましたが、路面がほぼ乾いたようで全車ドライタイヤでのスタートとなりました。
けっこうソフトがいる!

  • ソフト:VER、HAD、ALO、TSU、STR、COL
  • ミディアム:それ以外
  • ハード:なし

スタート順位

RUSとVERがフロントロウ。バチバチです。
HADとLECは4列目から。TSUは7列目からのスタート。
予選失格となったウィリアムズはSAIが最後尾から、ALBはピットレーンスタートを選択しました。

情報引用元:Formula 1®

ドライバーズパレード

今回のドラパレはドライバー毎に車が分かれてます。最近は全員をトラックに乗せる方式が主流になってますが、やはりこうじゃないとパレードとは言えません。

ちなみに、2023年のラスベガスGPのドライバーズパレードでピアストリを乗せた車両がオイルを漏らし、そのオイルが原因でターン1での多重クラッシュが起きた可能性があると指摘されました。その出来事とイベントの効率化も相まって、今のトラックに全員が乗る方式となりました。

個人的にはドラパレ中にインタビューするの止めて欲しいです。ドラパレではお客さんに手降ってて欲しいですよね。

レース

レース展開

レーススタート!!

P5スタートのNORがPIA、LECを抜きP3にジャンプアップ
NORはVERを避けようとしてPIAと接触、PIAがたまらずアウトに避ける

無線
無線

今のはとてもチームらしくなかったんじゃないかな。

HADとBEAも接触

TSUはCOL、STR、BORにズルズルズルズルっと抜かれP16、、、ちょっとライン取りが裏目裏目になってしまった。

3/62
ソフトのVERのペースが上がらずミディアムのRUSから離される
レッドブルは燃料積んだ状態では遅いのか?

4/62
ファステスト連発のトップRUSとVERの差が2.6秒。逃げるRUS

7/62
イエローフラッグ
原因わからず。誰か飛び出した?

9/92
RUSのペースが圧倒的、ファステスト連発
ALOのペースが遅くALOトレイン状態
OCOにも抜かれP17まで落ちたTSUはずっとOCOのDRS圏内
SAIはTSUについていけない。ここはウィリアムズ遅い

そろそろ誰かBOXするか?

14/62
TSUがBOX ソフト→ハード
BORもBOX フロントウイング交換

TSUはフリーエア アンダーカットしまくれ!

16/62
TSUは1:37.038
このペースならアンダーカット可能
壁にヒットしながら追い上げるNOR

17/61
TSUは1:36.934 トップのRUSより速いペース
うまくいけばLAWくらいまでアンダーカットできる
というかもともとLAWの後ろからスタートしてるし
今回のTSUはレースペースがめちゃめちゃいい

20/61
VERがBOX ハード→ミディアム
ALOの前でレース復帰

21/61
TSUは前方のCOLより0.7秒くらい速い
ハードいいですね
HADがBOX ソフト→ハード
ギリギリCOLの前で復帰

23/61
TSUがCOLのDRS圏内まで迫る。ぶつけられないように気をつけて!

25/61
HAMがBOX ミディアム→ハード

26/61
RUSがBOX ミディアム→ハード
VERが1分35秒台でRUSを猛追
NORがBOX ミディアム→ハード
VERの前で復帰

27/61
PIAがBOX ミディアム→ハード 5.2秒もかかった!
RUS、ANTが35秒台 メルセデス速い
TSUはCOLトレインに捕まってる。その前にALOがレース復帰

30/61
アストンマーチン無線

無線
無線

残り34周だよ

無線
無線

毎周言うなら無線切るよ!

TSUはとりあえずタイヤ守ってれば2ストップ組を全部抜けるはず
しかしCOLを抜けないもんかね

32/61
ここまでソフトで走り続けるSTR
アクシデント待ち。何も起きないよー

34/61
トップのRUSとVERの差が2.7秒 ちょっと縮まってる

37/61
ターン14でVERがオーバーラン、シフトダウンがうまくいかずエンブレが効かない
これでRUSとの差が4秒まで広がる
後ろからNORが迫る
ALOとHADがバトル

40/61
NORがVERの1.5秒まで迫る

43/61
TSUがCOLをオーバーテイク!!!
よしよし!!

45/61
HULがスピン!でもすぐレース復帰
SC出すなよ!

TSUはポイント見えてきた
SAI、ALOはまだBOXしてない
HADを抜けばP10!

47/61
TSUめっちゃいいペース
HAMがBOX 後方まで差があるから順位変わらず
タイヤをリフレッシュ

48/61
NORがVERのDRS圏内、守るVER

49/61
LAWあきらめてBOX
普通にしてればもうちょっと前だったのにもったいない。
今年のVCARBでこの戦略を取る意味があるのか?

50/61
BOXしてないSAIトレイン40秒台
アホか。早くBOXしろ と思ったら入った

52/61
TSUがHADのDRS圏内!!!
と思ったら後ろから先頭集団が近づいてくる

53/61
TSUはVERとNORを先に行かせる
これでHADとの差が広がってしまう
何とかなるか?
しかしHADのペースが上がる

54/61
ANTがHAMを抜きP5

55/61
TSUはPIAにも譲る
なんとタイミングの悪い

56/62
ソフトに変えていたHAMがペースいい
HADがVERとNORを先に行かせる
SAIがTSUに迫る。これは抜かれる
タイヤが違うからしょうがない
SAIはHADも抜くでしょうね
なんか後半になってウイリアムズ速くなってる!

58/62
SAIがTSUをオーバーテイク

60/62
50周目まで引っ張ってソフトに変えたSAIが抜きに抜きまくり、
ターン4でSAIがHADをオーバーテイクしP10!
すごい。できそうでできないことをやってのけてしまうのがSAI

62/62
P2争い
NORはVERを抜けない
RUSはVERの5.5秒前で独走

RUSがポールトゥウィン!!!

そしてマクラーレンのコンストチャンピオン決定!!!

F1Visualizedさんによるレースの可視化。
VCARBは相変わらずストラテジーが謎ですね。マシン速いんだから普通にやればいいのに。
あとはやっぱりサインツの強さが目立ちました。P18スタートでP10です。

Driver Of The DAY

DODはアロンソ先生。FPから調子よかったですがスタートはP10。でも堅実な走りでP8に食い込みました。もうさすがです。

最終的な順位

トップ10は以下の通り。アップデートしたメルセデスとフェルスタッペンが強かった。マクラーレンは今年の開発は終了しているので超速モードは終了。でもコンスト取ったからもういいんでしょうね。あとはNORとPIAのどちらかがワールドチャンピオン取るだけ。
ベアマンのP9もよくやりました。角田君はP12。あとちょっとでしたね。あとちょっとでしたね、とか言ってる場合ではなくなって来てしまいました。

ドライバーズランキング

ピアストリとノリスの差が31→25→21ポイントと縮まって来ました。どちらが勝ってもおかしくありません。
マックスはノリスとの差は44ポイントで、前回のアゼルバイジャンGP終了後とポイント差は変わりませんでした。

次戦はアメリカGP。COTAです。角田君いよいよやばくなってきたので、ここらで表彰台頼みます。今回はレースペースがすごくよかったので、予選さえ上手く行けば十分あります。頑張って!

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