F1 2025年シーズン 第17戦アゼルバイジャンGP まとめ

F1の世界

ア~ゼルバイジャ~ン~♪
国家が人気のアゼルバイジャンGPです。旅行先で見ていました。旅行から帰って来て、レースをまとめるためにFP1から見始めました。
2週連続アゼルバイジャンGP観てる気分。

DAZN 
 

小ネタ

2030年まで契約延長

アゼルバイジャンGPの契約が2030年まで延長されました。ここのコースは面白いので続けて欲しいです。

ペレスがドジャースの始球式

2026年からキャデラックで復帰する予定のペレスが、大谷翔平のいるドジャースの試合で始球式を行ったようです。日本の記者にとっては「誰?」って感じなんだろうなぁ。

歴史的オーバーテイク

2024年アゼルバイジャンGP、ターン1でPIAがLECをオーバーテイクした瞬間。PIAの気合い、才能、その後の活躍、が、いろいろ詰まった印象的なオーバーテイクでした。これはF1の歴史の1ページとして永久保存するべき。

パドックキャット

パドックに猫が住みつき話題に。コースに出たら危ないので他の場所に連れて行ったのに、また戻って来てしまったそうです。

マシンアップデート

モンツァに続くローダウンフォース仕様のため、ウィングのアップデートはメルセデスのみ。
レッドブルはモンツァでフェルスタッペンにだけ投入された新しいフロアが角田車にも投入されました。

  • フェラーリ:フロントコーナー
  • レッドブル:リアコーナー、フロア(角田)
  • メルセデス:フロントウィング
  • VCARB:フロントコーナー、リアコーナー
  • マクラーレンアップデート無し
  • アストンマーチンアップデート無
  • アルピーヌアップデート無し
  • ハースアップデート無し
  • ウィリアムズアップデート無し
  • キックザウバーアップデート無し

FP

FP1

各車ソフトでスタート。今回ソフトがC6なので、レースはメインがミディアムとハードになりそう。
開始14分、縁石とコースの間?のゴムみたいなのがビロ~ンと伸びてしまい赤旗中断
こんなんで26分も中断しました。

HAMターン8で壁にヒット。パンク&フロントウィング損傷。
残り5分新品ソフトでのアタック。TSU暫定P5、なかなかいい感じ。VERがターン15でミス。

FP1結果は以下の通り。TSUがP6、VERの上に行きました。
こんなことで喜んではいられませんが、ミスをしないっていうのは大事なことです。

FP2

開始15分、LECがソフトで全体ベストを出した後HAMがミディアムでセク1,2全体ベスト。やはりミディアムが速い。ハミルトンかっこいいなぁ~

NORが壁にヒット。どの車もギリギリを攻めてますがNORは数cm行き過ぎたようです。

その直後にPIAも壁にタッチ。NORほどのダメージはなかったようです。

FP2の結果は以下の通り。フェラーリ1,2!
次にメルセデスが3,4ですがフェラーリからは0.5秒近く離れています。フェラーリが良さそう。
(まさか予選であんなことになるなんて)
マクラーレンは2台とも壁にヒットしてタイム出せず。TSUはトラフィックに詰まりP14。でもモータースポーツ.comの田中さんによると、ロングランのタイムはTSUがトップだったとか。

FP3

開始25分でBEAがトップ、TSUがP2!
今回TSUはフリー走行からいい感じです。すぐにNOR、LAW、ANTにタイム更新されましたが、FPで上位にいられるというのはいいことです。

間違えてアルピーヌにBOXする天然サインツ。
サインツはよくピット間違えますよね。そのうちまとめたいと思います。

風が強く、その影響でコーナーを曲がり切れない車が続出。かなり苦労していたようです。

FP3の結果。トップはNOR、VER、PIAといつもの3人。
HAMは引き続き好調でP4、LECはタイム出せずP10。
す。
TSUはP16。やはりトラフィックでタイム出せなかった。
しかし今回はかなりいい感じですね。

予選

さぁ、長い長い予選です。長かったですねぇ。

Q1

最初のアタック、LECがトップ。TSUはP6、まずまず。
LECはソフト、P2のVERとP3のNORはミディアム。
残り11分でALBが壁と接触し赤旗中断(1/6回目)

予選再開
TSUはUSEDミディアム。ANTからトウもらいながら走ってる。2ndアタックはセクター2自己ベスト出せずもトップから0.365落ちのP3に飛び込む。うまくまとめました。
HAMがトップタイムを出した直後、ターン4でHULが突っ込み赤旗中断(2/6回目)
TSUはタイム出しといてよかった。いい流れ。
Q1残り6分36秒

予選再開
木が大きく揺れてる。風が強そう。
ANTがうまくまとめてP6タイム。TSUが新品ソフトでアタックもトラフィックにつかまりアタック中断。
GASがターン4のエスケープゾーンへ逃げた直後にCOLがなぜかターン4に突っ込み赤旗中断(3/6回目)
GASは突風が原因らしい。

このままQ1セッション終了
トップ5はNOR、VER、LEC、RUS、HAD。TSUはP12通過。PIAはP7。
Q1脱落はCOL、HUL、OCO、GAS、ALB
アルピーヌは2台とも脱落。OCOは最近パッとしないですね。

Q2

SAIがトップで出てくる。何があるかわからないから、トラックエボリューションよりも、先にタイムを出すことを優先。
ターン4でHADがオーバーラン。さっきのGASと同じ場所。きっと突風ですね。

SAI、BEAがミディアム、その他はソフト。TSUも新品ソフト
BEAが壁にヒットして車を壊し赤旗中断(4/6回目)
新品タイヤが無駄になる!

予選再開
マクラーレンとメルセデスが速い。
RBRはVER、TSUともに新品ミディアムでアタック。
TSUがP8、VERがP2タイム。
PIAがターン15で右リアヒット。LECがターン3でオーバーランしてトラックリミットでタイム抹消。
荒れてます。

新品ソフトでアタックのHAMがタイム伸ばせず暫定P10
新品ミディアムのLECはP4タイム。
TSUのQ2ラストアタックはUSEDミディアム。セクターすべて自己ベストでまとめP10!!!
Q3進出!あぶねー!
VERはトップタイムでQ2通過。

Q2脱落はALO、HAM、BOR、STR、BEA。
なんとHAMがQ2脱落。FPは絶好調だったんですけどね。
STRも突風にやられたみたいです。がんばれSTR。

Q3

LAWがターン1で雨が降ってると無線。
TSUは順番的にラスト。速く出ればいいのに。

無線
無線

すごく滑りやすくなってるよ!

いや、あなたは滑らないでしょ。

SAI、LAW、HAD、VERの順にタイムを出したところで、過去4年連続ポールを取っているLECがターン15でクラッシュ!
これで赤旗中断(5/6回目)

現在タイムを出せているのはSAI、LAW、HAD、VERの順。もしこのまま雨が強まればSAIがポール。ウィリアムズのポールは2014年のフェリペ・マッサ以来だそうです。

まばたきしてカルロス!

しかしこの赤旗中断中に雨は止むのであった
もう予選始まってから1時間半経過してる

予選再開!残り7分7秒
VERが先頭でアタック。TSUは新品ソフトでアタック。
7分あれば2アタックできる。
と思ってたらPIAがクラッシュ!赤旗中断!(6/6回目)

予選再開
残り3分41秒。LECとPIAがいない中、各車1アタック勝負
VERは新品ソフト、TSUはUSEDソフトでアタック
NOR、RUSがSAIに届かない。路面が濡れてる。
しかしVERがトップに躍り出る。さすが。
TSUはP6!!!NORを上回る!

フェルスタッペンがポール。もう別次元。リアルタイムでこの人を見れてることに感謝。SAIがP2、LAWがP3。
やっぱLAWも速い。

角田君RBRで予選最高位のP6。ここからですね。次はもっと上位になるでしょう!

クラッシュの連続で、6回も赤旗の出る予選。

下手すりゃレースよりも長い予選でした。
お疲れ様でした。

タイヤ

今回のタイヤはC4、C5、C6。ピレリの推奨は1ストップ。ミディアム→ハード、ハード→ミディアムしか選択肢がないです。まぁそれでもレースは面白くなると思います。

スタート時のタイヤ

  • ハード:VER、TSU、RUS、HAM、BOR、BEA、HUL、GAS、OCO
  • ミディアム:それ以外
  • ソフト:いるわけない

スタート順位

SAIがフロントロウ、LAWとANTがセカンドロウでスタート。その後ろにRUSとTSU!マクラーレン、フェラーリの前でスタートです。
OCOはリアウィングの”たわみ”テストで不合格となり予選失格。最後尾スタートとなりました。

情報引用元:Formula 1®

バモス! カルロス!

レース

レース展開

レーススタート!

VERがいいスタートで首位キープ
TSUはRUSを一度は抜いたがすぐに抜き返される
PIAがアンチストールでスタート失敗。
PIAを後ろで見ていたALOが釣られてフライング→ペナルティ5秒

PIAがいきなりターン6でクラッシュ!!!SC出動!

2/51
OCOとALBがBOXしタイヤ交換
OCO ハード→ミディアム
ALB ミディアム→ミディアム?なぜ?

5/51 レース再開
VERのリスタート。SAIがウェービングを始めた瞬間にダッシュ!
さすが!

ANTに詰まったRUSをTSUがオーバーテイクしP5!
LECがNORを抜いてP7浮上!

7/51
TSUはANTのDRS圏外、RUSに迫られる。

8/51
HAMがHADを抜いてP9。HADのペースが上がらない。

10/51
ターン2の立ち上がりでRUSがTSUを抜いてP5
TSUの後ろにはLECが迫る

11/51
RUS 1:46.277
TSU 1:46.668
LEC 1:46.801
TSUはRUSには追い付けないがLECを寄せ付けない走り

12/51
RUS 1:46.108
TSU 1:46.444
LEC 1:46.470
RUSが全体ベスト、TSUとLECは差縮まらず
TSUが遅いわけではなく、ANTを追いかけるRUSが速すぎる
しかしANTは前のLAWのDRSが使えてる

16/51
ALBが2回目のBOX ミディアム→ハード

P2SAI、P3LAWもレースペースがいい。
P6走行中のTSUも同じペース。レースペースいいですね。

たそがれるPIA
なんでスマホ持ってるんでしょうね

17/51
ALBとCOLが接触。こういう時はだいたいCOLが悪い
イエローのみで、レースには影響せず
しかし後ろにいたALB側に10秒ペナルティ

19/51
ANTがBOX ミディアム→ハード
P12でレース復帰

20/51
LECがBOX ハード→ミディアム

21/51
LAWがBOX ANTのアンダーカット阻止
しかし全体ベストで飛ばすANT

22/51
ANTがLAWをオーバーテイク
メルセデスが速いんじゃ

23/51
先頭VERはP2SAIとの差を6.9秒まで広げる。
なんとウイリアムズが2位を走行中。

24/51
P4走行中のTSUは1:45.833、すぐ後ろのNORは885
その後ろのHAMは46.122。TSUのレースペースいいですね。

25/51
TSUの20秒後方がLAW、21秒後方がLEC
TSUはいまBOXしてもまだオーバーカットはできない

28/51
P2のSAIは後ろRUSとの差が2.2秒。
ここでSAIがBOX ミディアム→ハード
ここからRUSはSAIのオーバーカットを狙うはず

30/51
VERがファステスト。またいつもの一人旅状態
TSU、LAW、LECがほぼ同じペース

34/51
LECに迫られたLAWがタイムを上げる。TSUとの差が19秒台に縮まる。TSUにペースアップの指示。
差を広げておかないとBOX後にLAW、LECの後ろに出てしまう。

37/51
TSUが1:45.141
LAWが1:45.181
ほぼ同じタイム

38/51
NORがBOX しかしまたピットミス!
LAW、LECの後ろに出てしまう

39/51
TSUがBOX!

LAWの前に出た!と思ったらタイヤ温まってなくてすぐ抜かれた!チッキショー!

40/51
RUSがBOX SAIの前に出られるか!?
出た!オーバーカット成功!
ちなみにRUSはインフル明けだったようです。

TSUはLAWを追いかける。後ろからLEC、NORが迫る。
TSUはDRS使えない
VERがBOX、余裕でトップ復帰

41/51
NORがLECを抜きP7
TSUはNORが来る前にLAWをしとめたい。差は1.1秒まで詰まっている。

各社BOXを終えこの時点で正しい順位の並び
VER、RUS、SAI、ANT、LAW、TSU、NOR、HAMの順
NORの後ろHAMはついていくのがやっと

42/51
TSUがLAWのDRSに入った!抜け!抜けない!

43/51
LAW、TSU、NOR、HAMのLAWトレイン

44/51
TSUがLAWを抜けない!
LAWはハード、TSUはミディアム、タイヤライフもTSUの方が若い
しかしVCARBもストレート速く、オーバーテイクできるほどマシン差が無い

  • ここでTSUがLAWを抜くとNORがLAWを抜いてしまう
  • TSUはVERとチームのことを考え、NORを抑えるためにあえてLAWのDRS圏内でレースを進めた
  • そうすればNORの獲得ポイントを少しでも抑えられる

って話にレース後になってましたけど、BOX後のTSUは思いっきりLAWを抜きに行ってました。
LAWを抜けないから「抜けないならNORを抑えろ」というチームの指示に切り替わったんだと思います。真相はわかりませんが。

47/51
相変わらずLAWトレイン。LAWはよく守ってる。
P4ANTがP3SAIに迫ってる。表彰台争い。

51/51
TSUをゴリゴリ攻めるNOR、しかし守るTSU。
順位変わらずそのままレース終了

VERがまたまたポールトゥウィン!!!

しかもまたもやグランドスラム達成。つよっ

SAIがP3!!!ウィリアムズで初表彰台!!!

角田くんP6!!!RBR移籍後でベスト!!!

マクラーレンとフェラーリが沈んでもマックスは勝つ
そんなレースでした。

F1Visualizedさんによるレースの可視化。
上位陣はミスなく順位をキープ
ANTもファステスト出してよく頑張りました。今回メルセデス強かったですね。
最後VERがファステスト連発しているのが凄いです。

Driver Of The DAY

DODはウィリアムズにポディウムをもたらしたサインツ。
サインツが移籍したチームは必ずランキングを上げると言われていますが、今回もかなりパワースポット・サインツを発揮しています。
ウィリアムズ家から投資ファンドに持ち主は変わってしまいましたが、名門ウイリアムズ復活を早くみてみたいです。

最終的な順位

トップ10は以下の通り。角田君P6。とりあえず一安心。あと3戦、いい結果を出して欲しいですね。
サインツP3、ローソンP5。予選がちょっとラッキーだったかもしれませんが、レースペースを維持して順位を守ったのはさすがです。
今回は早やくもマクラーレンがコンスト決めるか?と言われていましたが、そうそううまくはいきませんでした。

ドライバーズランキング

ピアストリとノリスの差が31→25ポイントに縮まりました。マックスはノリスと44ポイント差の255ポイント。
残り7戦、何があってもおかしくありません。角田君は今回8ポイント獲得し計20ポイント。まともな順位になってきました。順調に伸ばしても7位が限界かも。でも追いついて欲しいですね!

次戦はシンガポールGP。アゼルバイジャンに続き市街地サーキットです。角田君次はイケる!

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